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ヨガには長い歴史があるが、その要の呼吸について朝日新聞に載っていました。
「朝日新聞より抜粋」


ヨガは鼻で呼吸をするが、大切なのは吐くほうだ。
 ゆっくり息を吐くと、自然に息がたっぷり入る。
通常1分間に数十回の浅い呼吸が、ヨガをしていると1分間に4、5回になり
熟練すると1分回に1回になる。
東邦大学の有田秀穂さん(統合生理学)は座禅の呼吸に注目した。
学生に腹筋をしぼって息を吐ききるように指導し、目を開けたまま座禅した。
脳波を調べると、5分ほどで(爽快(そうかい)なすっきり感の元になる早いアルファ波が現れ、15分ほどで最大に、
長すぎると飽和感や疲れのため波は不安定になるので数十分がいい。
この後、尿や血液のセロトニン濃度が高くなっていた。
有田教授は呼吸法で脳のセラトニン神経が活性化されると確かめた。
セラトニンが十分だと脳が活発に働き生き生きする。

呼吸は見えない筋肉にも働きかける。
鼻から吸い口から吐く呼吸で、深層筋や骨盤底筋群を刺激して鍛える。肺の下にある横隔膜は、呼吸で上下して内蔵を刺激し血液の流れを良くし、 背中や胸の緊張をとる。
生まれ死ぬまで続けている呼吸に向き合ってみよう。

(無情)を感じ頭から体を解き放つ
呼吸は心だ 変化を慈しむ

 作家で臨済宗の僧侶、玄侑宗久さんはそう言う。
呼吸が浅くかっかするときは(意識のありか)があがっている。
意識を尻の下に敷く。足の裏から息を出し入れするようにイメージしてもよい。
すると重心が下がり、心が落ち着く。
玄侑さんは座談会で(息に意識を沿わせなさい)と話す。
吐く息を深く、長く、なめらかに。  規則正しくなくてもいい。
宇宙の真ん中、地球のてっぺんに座って いるつもりで、古い息を吐き、新しい息を体に納める。
良い気をもらって邪気を出す。

お釈迦様は呼吸を見つめ微妙な変化を慈しむように説いた。
呼吸は、もっとも感じやすい(無常)だ
心もあらゆるものも変化するということを呼吸が思い出させてくれる。
今の社会、教育も仕事も管理されやってみる前から目標を設定される。
なんでも言葉や数値にして、がんじがらめではないか。

(無常なる息の流れに意識を沿わせ、頭から体が解き放れ、よけいなことを考えなくなります。)と玄侑さん

自然に生きるのに快適な呼吸を呼び戻せないー。
現代に生きる人たちが座禅やヨガを求めている。
呼吸を意識して深めた結果、無意識になっても、いい呼吸が身に付いているのが理想と言う。
座禅の呼吸は日本の芸能にも通じる息に声をのせる

雑念去り判断力もアップ?


 能楽師は呼吸を自在に使って舞い、謡う。
能楽師の山村康子さんは声の道場を開いている。
楽器の奏者や役者、歌手といった息を使うプロも参加する。
携帯電話やメールを使い声を出さない。 正座をしない。
そんな生活で腹式呼吸ができない人が多い。
腹式呼吸と特殊な息づかいによる謡は日本語の発声の基本だと思った。
たっていても座っていても良い。
肩の力を抜いて姿勢を正す。
みぞおちのあたりにゴムボールがあるとそうぞうし、それをつぶしていくように、ゆっくり息を吐ききり入るにまかせて吸う。
腹式呼吸ができたら、息を吐き出しながら軽く声を出してみる。
息に声をのせて響かせると自然な声がでる。
息と声をわけて考えるのがポイントだ。
武道や茶道は深層筋で肺から息が全て出ていかないように止める。
こうして(つめた息)を少し出し、その分をすって補充する。
長時間繰り返す高度な呼吸。
体の力を抜き、ゆったりと自分の吐く息、吸う息を眺める気分で、鼻から吸い吐くのは鼻から吐いても口からでもよい。
少しづつ吐く息を長くする。
そして呼吸に合わせて数を数えてみる。
息を数えると義務感が出る人は数えず自然に鼻の内側に空気が通っている、おなかがふくらんでいる...
と感じているうちに、雑念がなくなる。
判断力が高まり、所作が落ち着く。







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